もぬけるから

旧い私の記録

転生届

無事、二十歳になりました。

ちょうど百二十日前のことです。

一年の約三分の一が経ちました。

 

日付が変わった途端に

まるっきり違う私になるつもりでしたが

まるごと新しくなったとは言えないです。

 

不思議なことに、誕生日が近づくたび

「死にたくない」との思いが

高まってゆきました。

年をひとつ重ねるだけで

生きているくせに

まだ生きていたいなんて思うのは

ほんとうにおかしなことでしょうけど。

 

まあほかにも、すべてを変えちゃうのも違うなーと思うところもありまして。

 

それで、旧い私を殺しはせず

一応生かしています。

そんなこんなで生まれ変われた気もあまりしません。

 

まあそれでも

ある部分は死んだし

ある部分は生まれました。

 

たとえば、漢数字を好むようになった

だとか

たとえば、コンタクトを始めた

だとか

そういう小さなことが

変わりました。

 

その一つに

文章を書く場所の変化があります。

 

旧い私と新しい私を

切り離すことも考えたので

ここには記さないでおこうと思っていたけれど

まあ今も十代の私は生きているわけで。

届けておきます。

 

ここと地続きなようで全く違うかもしれないし

他人のようで同一人物だったり大勢だったりが

あり得るかもしれない。

そんなことを二十歳のわたし(たち)はやってゆきたいです。

 

住所はこちら。

https://note.mu/fmk27